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エンディングノートの講座を行いました。

2023年11月13日に横浜市さつきが丘地域ケアプラザにて、横浜市青葉区版エンディングノート『わたしノート』を活用する講座を地域の事業者さん向けに行いました。昨年の11月には、同地域ケアプラザにて地域にお住いの方向けに、横浜市青葉区版エンディングノート『わたしノート』の講座を開催し、今年度は地域の事業者さん向けということで「利用者さんとの思いを共有するために ~『わたしノートを活用しよう』」という講座タイトルにて、介護事務所・医療機関・福祉サービス事業者の方々のご参加がありました。

講座の前半は、横浜市青葉区版エンディングノート『わたしノート』を利用者(介護保険サービスを受ける方・施設を利用される方等)さんに書いてもらうことにより、利用者さんと情報を共有することができるようになると、利用者さんにより良いサービスの提供ができることをお話しました。

利用者さんに、先ずエンディングノートを書いてもらう、勧めるためには、動機づけが大切であることをご説明しました。エンディングノートと言うと、終活の一つと考えられがちで、エンディングノートを書かない理由をお聴きすると、「まだ、元気だから

書く必要がないと。」とおっしゃる方がいます。このような方にもエンディングノートを書いてもらう動機づけとし、お元気なうちだから書けるし、将来的な生活の希望や相続のことなど余裕を持って考えられることや、もしも急に病気やケガで倒れるしまったときのことを考えると、エンディングノートを「もしものときノート」という位置付けすると書いてもらいやすことをお話ししました。

また、利用者さんと事業者さんがエンディングノートの情報を共有できるようになるためには、信頼関係が成り立っている必要があり、利用者さんに無理にエンディングノートを書くことを勧めたり、エンディングノートの内容を利用者さんが教えたくないのに知ろうとすることは信頼関係を壊すことになることをお話ししました。

講座の後半は、利用者さんに横浜市青葉区版エンディングノート『わたしノート』を書いてもらうためのポイントをお話しました。今回の講座では、最近の社会変化に対応して、連絡してもらいたい人の連絡先がLINEのみでつながっていることに関する留意事項や、ネット銀行や通帳不発行口座について、成年後見制度(法定後見制度の利用や任意後見契約)、遺言や遺産整理、墓じまいや尊厳死・献体のお話などもしました。

当日、参加された方のお声として、利用者さんにエンディングノートを書いてもら必要性を認識されておりました。また、講座に参加された方も自分自身のエンディングノートを書いておく必要性を実感されていました。

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